さいたま市の「ブランシエールケア北浦和」ケアデザインスタッフ・ハンとホア。来日した3年前、介護未経験だった2人ですが、現在は日勤から夜勤までこなす頼もしい仲間。「ご入居者との日々のなにげない会話が楽しい」と話します。
2022年の夏、彼女たちは故郷のベトナムに帰省をし、1カ月ほどバカンスを過ごしてきました。
帰省したタイミングで風邪をひいてしまったというハン。「あまり外出できず残念だったけど、その分家族とゆっくり過ごせた」と話します。ちょうど自宅のリフォームも行っていたようで、綺麗になった様子を見届けることができたそう。
10歳の娘と6歳の息子の母であるホアは、家族との旅行を楽しみました。「日本にいるときも子どもたちとは毎日電話をしていますが、ゆっくり過ごせたのは久しぶり」と目を細めます。
リフレッシュを終えた2人は、再び元気に「北浦和」で勤務にあたっています。ホアは「ご入居者の通院同行やご家族への電話対応は、難しい日本語が多いのでまだ対応したことはありませんが、少しずつできることを増やしていきたい」と話します。今度は、パソコンを使って新たな業務に挑戦するそう。
長谷工シニアウェルデザインでは、現在14名のベトナム人実習生が勤務中です。今後も多様なスタッフが、長く働き続けられる環境を整えてまいります。
出典:2023年1月1日発行「間楽」2号