ブランシエール千種2の11月薬膳献立を紹介します。
ご入居者の皆様に好評でした。
11月12日(火)昼食
★潤い薬膳
豆腐ステーキ(白きくらげとキノコ餡かけ)
蓮根と胡瓜の胡麻和え(松の実のせ)
豚卵スープ
ご飯
豆腐は良質なたんぱく質を豊富に含み、疲労回復やストレスの緩和に有効です。
また薬膳では体を潤す働きがあるとされ、空せきや口の渇きの解消、腸の乾きを癒やして便通をよくすると言われます。
蓮根、松の実、豚肉、卵も深まる秋に適した食材です。
胡瓜は少し体を冷やしますが、この程度なら私は大丈夫と考えます。
むしろ食感がよいので、食べ飽きない効果が期待されます。
さて薬膳的な説明はこのぐらいにして、この料理の美味しくするポイントを2つ書きます。
①キノコはしっかり焼く! なんとなく炒めるのではなく、焼く!
そうすることで香りが立ち、旨味も凝縮されます。中途半端に火を入れないことが大切です。
②豚卵スープは、豚卵炒めをスープの具にする。
豆腐料理が比較的淡白なので、このスープで献立の満足度を高めます。
他に、「白きくらげはしっかり茹でる」、「豆腐は小麦粉をあてて香ばしく焼く」など、ポイントはたくさんあります。
私どもフードスタッフは「美味しくなる理由」を共有することが習慣であり、日常です。
そうすることでご入居者に喜んでいただけるし、自分達も成長した気がするからです。
次回は冬の薬膳です、お楽しみに~!