株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

毎月通う『認知症カフェ』

暮らし

 

「上目黒つどいの家」は、開設前に町内会、民生委員、地域包括支援センター、認知症家族会等の協力を得て、「上目黒つどいの家を考える会」を発足。運営事業者だけでハウスづくりをするのではなく、地域の方々と意見を交わしながら成長していくグループホームにしたいという思いで、参加を呼びかけ、多くの賛同をいただき設置に至った勉強会でした。その時からのご縁で、何かとお世話になっている 目黒認知症家族会「たけのこ」の世話人である竹内弘道さんが、ご自宅を改装して2012年にオープンした認知症カフェが「Dカフェ・ラミヨ」です。ハウス開設後は、ご入居者が入れ替わり立ち代わりで、毎月おじゃましています。

下写真)ご自宅の2階がカフェスペースです
認知症の方、その家族、各専門家の方々、近所の方… みんながテーブルを囲んで、和やかにおしゃべりを楽しみます。 参加費は1人300円で、コーヒーおかわり自由。お菓子もいっぱいです。

 

認知症カフェは、2015年に国が「認知症施策推進総合戦略(オレンジプラン)」の中心施策の一つとして位置付けたこともあり、全国でその数が増えていますが、「Dカフェ・ラミヨ」は、その草分け的な存在。 <ラミヨの詳細はここをクリック>

ここを訪れると、ハウスでは見せない意外なご入居者の一面に触れたり、地域の方と出会い、他人と会話し、同じ空間を共有することで、その地域に・社会に「自分がいるんだ」と、改めて認識することができるように思います。                   (from ハウススタッフ)