株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

グループホームの暮らし(午後の過ごし方)

ブログ: ウェルミー上目黒

グループホームの暮らし(午後の過ごし方)

暮らし
「上目黒つどいの家」は、認知症グループホームです。

ご入居者は、家庭に近い環境で、スタッフの見守りとサポートを受けながら共同生活を送っています。
認知症グループホームの本旨は自立支援。基本的に自分でできることは可能な限り自分で行い、スタッフはその環境整備を含めて自立を支援します。
グループホームにもそれぞれ特色があり、その施設によって一日の流れは異なりますが、ここでは「上目黒つどいの家」の例をご紹介します。

【昼食後〜15時頃まで】
昼食は、12時に皆さん揃って食べますが、日によっては、ご家族と外食される方もいます。昼食後は、台所で洗い物をしたり、部屋に戻ってテレビを見る方や昼寝をする方など、過ごし方は人それぞれです。
一段落すると、お風呂の時間になります。

「上目黒つどいの家」では、一人週2回の入浴です。できる方は、着替えの準備からスタッフと一緒に行い、一人ずつ順番に入浴します。
入浴日でない方は、フロアでおしゃべりしたり、新聞を読んだり、スタッフと一緒に買い物に出かけたり、畑の様子を見に行ったりと、その方それぞれの時間。
来訪されたご家族と過ごされる方もいます。

湯船は都度洗い、新しい湯に入れ替えます。(2階浴室) 夕食用の材料を、目の前の畑から調達することもあります。鮮度抜群です。
娘さん・お孫さん夫婦・曾孫さんと一緒に。 昼食後の自由な時間(1階)
【15時〜17時頃まで】
15時のお茶の時間をはさみ、その日の状況でアクティビティを行います。
アクティビティとは、生き生きとした生活を取り戻すためのケアのこと。歌・ゲーム・クイズ・映画鑑賞・書道・裁縫・散歩・体操などなど、心身を活性化してもらうために、様々な活動を提供します。
これらをケアの一環として行い、喜びや楽しみを見つけだして、生き生きとした生活を取り戻すことを目的としています。何をどんなふうに行うかは、ご入居者のその日の体調や状況で判断します。
また、往診や訪問看護、訪問歯科、訪問リハビリ(個別契約)も、この時間帯が中心です。
お裁縫は“昔取った杵柄”。いつも集中して作業されます。  季節ごとの歌詞カードはスタッフの手作り。大きな声を出すのは健康にも効果ありです。
往診は一人月2回が基本ですが、体調によっては臨時で診ていただきます。 訪問歯科は週一回。必要に応じて診ていただきます。

(From ハウススタッフ)

★「グループホームの暮らし(夕方〜夜間)」に続く・・・★