当ハウスでは、なるべくご入居者自身の身体機能を活かして、日々を過ごしていただけるよう心掛けています。 |
その一例として、入居されているMさんのエピソードを紹介したいと思います。 Mさんは、昨年の9月末に居室内で転倒され、左大腿部を骨折し手術を受けるこになりました。 その後、手術は成功しましたが、術後も患部の痛みが強く、病院からは「車椅子での生活を目標にした方が良い」と言われました。 |
退院しハウスに戻られてからも足の痛みは続き、一つひとつの生活動作にも難儀されていました。 しかし、ご本人の「もう一度自分の力で歩行したい」という強い気持ちに応え、スタッフ一丸となって、Mさんのリハビリに取り組みました。 |
最初のうちは、居室内の短い距離をスタッフが支える様な形で移動することからはじめ、体調にも留意しながら毎日少しずつ歩く機会を作っていきました。 この際、短い時間・距離でも、全てのスタッフがリハビリに積極的に取り組んでくれたのが、後の成果へと繋がっていったのではないかと思います。 |
現在では、歩行器を利用し居室から食堂、浴室などハウス内を歩いて移動出来るまでに回復されました。 ここに至る上で何よりも重要だったのは「また自分で歩きたい」という強い気持ちがあったからこそと言えます。更にMさん、4月の誕生日を目標にご家族を驚かせるくらい歩けるようになりたいとモチベーションも衰え知らずです。 |
<Fromハウススタッフ> |