| 彼岸入りの朝、シニアハウスのMさんとスタッフの会話です。 Mさん：「今日は朝からいいお天気やけど、外は暖かいの？」 スタッフ：「暖かいですよ。そういえば今日はお彼岸の入りみたいですね。」 Mさん：「そうか。昔の人はよく言ったもんやね。『暑さ寒さも彼岸まで』。もう春やね。」 スタッフ：「そうですね。Mさんのお部屋の窓の外の桜も今年は早く咲きそうですね。」 Mさん：「部屋から花見が出来るなんて、なんて贅沢な話やろ。あ〜幸せ。」
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昨年の桜の様子です。 今年も開花が楽しみです。 |
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| Mさん：「そういえば彼岸といえば、おはぎやな。おはぎが食べたいわ〜。」 早速スタッフはおはぎを買いに走り、15時のおやつの時間、皆さんに召し上がっていただきました。 |
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| スタッフ：「お彼岸ですので、今日はぼたもちをご用意しました」「おはぎとぼたもち、似たような食べ物ですが季節の花の名前に由来しているそうです。春は牡丹の花に見立てたことから『牡丹餅』。秋は萩の花に見立てたことから『おはぎ』と呼ばれるようになったそうです。」 Mさん：「嬉しいわ、ありがとう。なるほどね、牡丹に見立てて牡丹餅。まあ私は『花より団子』やけどね。」
また他の皆さんも口々に 「うちでは母親が餅箱いっぱいに作っていたから兄弟みんなでよく手伝ってたわ。」 「うちの母親もそう。『お米は潰し過ぎてもあかん。はんごろしにせなあかん』って言ってたわ。」 「うちの母親の炊く小豆はひと味違う。塩の加減かな。同じようには作られへん。」
懐かしの味は、母の味。 たくさんの思い出話にひと花咲きました。
今年の秋のお彼岸には、皆さんと『世界に一つだけのおはぎ』作りをしようと思います。 (From ハウススタッフ) |