立春とは名ばかりの肌寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
この冬、関東では雨が少なく、火事のニュースを目にすることが増えていますね。
冬は空気が乾燥するだけではなく、建物や家具などに蓄えられている水分も少なくなるため、ちょっとした火の気が大きな火災につながりやすくなります。

“ブランシエール港北2”では、ご入居者の皆様の安全を守るため、1月21日消防署の方々をお招きして消防訓練を行いました。
今回は、いざという時に少ないスタッフでもご入居者の安全優先の行動ができるよう、避難訓練は夜間帯を想定。
火災発生時のフローチャートで手順を確認しながら、館内放送、消防への連絡、ご入居者の避難誘導、安否確認報告の訓練を行いました。
また、火災はいつどこで発生するかわからないため、初期消火の対応を知っておくことも非常に重要です。
避難訓練の後には、消防署の方より避難訓練の講評と、消火器の使い方や初期消火時の注意点についての説明がありました。リビング(自立型居室)のご入居者11名、スタッフ11名が参加し、火災発生時時の対処方法について学びました。
ご入居者の方からも積極的に質問が上がり、消防署の方より「参加者の当事者意識が高くて素晴らしいです!」とのお言葉をいただきました。スタッフとしても心強く、誇らしいです。



その後は、“港北2”の1階食堂ウッドデッキに出て、訓練用消火器を使った実践訓練を行いました。
まずは「火事だ~!!」と周りに知らせ、消火器のピンを抜き、ホースを手に取り、レバーを握って放水します!!


参加していた夜勤スタッフからは、「実際にやってみることでどのくらい時間がかかるか分かった」「一人で対処するとなると、初期消火よりも誘導を優先する重要性等理解できた」と、実感のこもった感想が聞かれました。
「備えあれば患いなし」。
全てのスタッフが手順を再度確認するとともに、ご入居者の皆様が安心して生活できるよう、今後も定期的に訓練を行い、安全対策を強化してまいります。