株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

春を告げる鳥

暮らし

若草の萌ゆる季節になりました。
ぽかぽかと暖かい陽気が続き、今年も“ブランシエール港北2”にツバメが帰ってきました!!

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ふと見上げると…

茅ヶ崎公園に隣接した緑豊かな"港北2"には、毎年のようにツバメが飛来して巣作りをし、子どもたちが巣立っていきます。
聞くところによると、この10年ほどは毎年来てくれているのだそうです。

オスカー・ワイルドの短編小説『幸福な王子』にも登場するツバメは、古くから“幸福をもたらす鳥”として知られています。
ツバメが巣を作る場所は、「安全」で「平和」な場所とされ、その家には“幸運が訪れる”と信じられています。

暖かくなると、「そろそろかな?」「まだ来ないね~」と、1階食堂へ続く廊下から吹き上げにある巣を見上げるご入居者のご様子が見られるのも、"港北2"では春の風物詩となっています。

4月11日のお昼ごろ、ふと見ると一羽のツバメが...!!
早速、食堂にいらしたご入居者にお伝えすると、帰りがけに皆様で窓の外を眺めてくださっていてほっこり。

鳥類に詳しいご入居者のお話では、オスが先に帰ってきて巣の安全を確認し、メスは後からやってくるそうです。
10月頃になると、日本からフィリピン、マレー半島、ボルネオ島北部、ジャワ島、台湾などへ渡りを行うツバメ。
なんと! 約4,000kmもひとりで飛び、春になると再び長~い旅をして日本に帰ってくるのだとか。

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またここで新しい命がうまれるのでしょうか。
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ご入居者の方が、”港北2”で撮影されたお写真です。

4月14日には「昨日は2羽、巣に来ていたよ~」と、ご入居者からご報告がありました。

近年の開発や環境の変化により、横浜市に飛来するツバメの数も年々減少しているのだそう。
日常の中に、自然や生命に触れる機会があることを嬉しく思います。

"港北2"の皆様とこれからも見守っていきたいと思います♪