株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

ブログ: ブランシエール緑橋2

非常用保存食「アルファ米」とは?

暮らし

大阪市東成区にあります、住宅型有料老人ホーム ライフハウス緑橋2です。

当ハウスでは、災害などに備え非常用保存食を保管しております。

ハウス内で備蓄している非常用保存食には飲み水、アルファ米、カップ付味噌汁などあり、アルファ米の保存食の種類では赤飯、チキンライス、ドライカレー、五目ご飯、白粥、梅粥などがあります。

他に保存用のけんちん汁の、コンポタージュ、オニオンスープ、ミネストローネなどがあり、非常時でも毎食違ったものを提供できるようになっております。

非常用保存食「アルファ米」の賞味期限が近づきましたので、炊き出しの方法を見ていただき、「アルファ米」とは?などお話させていただきました。

昔は非常用保存食といえば、「カンパン」などが主流でしたが。現在は、主食のお米の保存食「アルファ米」が主流になってきております。

ko

ご入居者に資料を見て、熱心に聞いてくださっています。

炊き出しの作業をすすめながら、「災害などで、炊き出しするときは、皆さん(ご入居者)にお手伝いしていただきます!」と話し皆さん笑っていらっしゃいましたが、真剣な眼差しでご覧になっていました。

 

ko

保存食のセットに入っている容器に、出来上がった「アルファ米」を入れ、「梅しそふりかけ」を付けて、ご入居者へお配りいたしました。

「梅しそふりかけ」も非常食のセットに含まれています。

アルファ米を召し上がった、ご入居者から「70年前に食べた、長米(ながまい)を思いだしたわ。」、「非常食って思ったより、美味しかった。」、「雑炊にしてみたよ」などの感想をいただきました。

※長米とは、当時輸入されていた外国で生産されたお米のことです。

ご入居者から「非常用保存食って使う時が、来てほしくないけどね。」とつぶやかれました。この一言で改めて通常の生活が有難く、大切なものだと痛感いたしました。

(fromハウススタッフ)