9月16日は、敬老の日ですね。
『ブランシエール緑橋2』では、一足早い12日の夕食にて、敬老感謝の特別膳を提供させていただきました。
握り寿司(真鯛・マグロ・鮭・鰻・海老・玉子)・炊合せ・茶碗蒸し・フルーツ・汁物と盛りだくさんの献立です。
「すごい。お正月みたいに豪華。」
「食べ応えあるわ。準備も大変だったでしょう。」
と召し上がられたご入居者より嬉しくなるご感想を頂きました。
今回は、たくさんのお寿司を握るため、他の事業所からフードスタッフが応援に駆けつけてくれました。
『緑橋2』に来た際には、調理だけではなくモデルルームを見学し、ご入居者の食事だけでなく生活環境にも関心を持って目を向けている若手のフードスタッフ。どのようなお寿司が出てくるか、自然と期待が高まりました。
見事にご入居者の口の大きさにあった握り寿司は、食べ応えや満足度も非常に高く、
「お腹膨れたわ。満足。」
と明るい表情で居室へも出られていました。
今後もリビングスタッフとフードスタッフで協力しあって、ご入居者の安全な生活を支えてまいります。
【事業所長より】
今回の敬老感謝特別膳。
お寿司をフードスタッフが握りましたが、一貫一貫が結構なボリュームでした。まるで歴史書で見る江戸前寿司のようにシャリも大きめですし、ネタも分厚くしっかりとしたサイズです。
ご入居者より、「六貫だけど、食べ応えがあって、おいしいお寿司だった」との感想を頂きました。そして、お寿司に目が行きがちですが、お出汁にも拘った茶わん蒸しも当事業所のおすすめです。素朴ながら、出汁の風味をしっかり感じて頂ける名わき役となっております。
ご入居者より、以前にこんな言葉を頂きました。
「ここの茶わん蒸しは安心できる味で本当に美味しい。昔ながらのお出汁と優しい味付けで、母が私の誕生日に必ず作ってくれた茶わん蒸しに本当によく似ていて、食べると母のぬくもりを思い出して嬉しくなります」とのこと。
今回の特別膳は本文にもある通り、ブランシエールケア都島の厨房より、若きエースがお寿司を握りに来てくれました。お祭りごとは皆で盛り上げよう!という姿勢は、長谷工の一つの風土でもあると、入社17年の私も感じております。
さて、話は変わって。
先日、事業所長って肩書が聞きなれない。何している人なの?施設長?と、問われることがありました。
問われてみて、「確かにそうだなぁ」と、感じました。
弊社は、施設長のことを事業所長と呼んでおります。それも最近のことで、以前は「ハウス長」や「支配人」なんて呼び方をしておりました。では、なぜ施設長と呼ばないのか。
これは、あくまでも私の私見ですが、施設という言葉には閉鎖的な印象や、それこそ「養老院」を思い浮かべる方も未だにいらっしゃるかと思います。弊社は「施設ではなく、住まいである」という想いを強く持っております。一人ひとりのご入居者の視点で、ご入居者の望む生活をお手伝いをする「事業」を営んでいる。という認識で、施設長という肩書はあえて使わず、現在の事業所長という言葉を採用していると認識しております。
今回のような特別膳も、季節の行事を大切にし、満足の頂けるお食事をご入居者にお選び頂き、ご生活のちょっとした思い出にして頂ける様、日々生活に豊かさを添える演出を心掛けております。