株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

館内散歩~月が綺麗ですね~

暮らし


9月も半ばを過ぎましたね。『ブランシエール緑橋2』のある大阪市内では、昼間は残暑が厳しく気温が高いのですが、朝・夕は過ごしやすくなってきました。
秋の訪れを感じる中で、9月17日の中秋の名月に合わせて飾りつけを行いました。

お月見の飾りといえば、ススキ・お団子・ウサギにお酒と色々と思い浮かびますよね。緑橋2では、月とウサギをデザインしたお団子とススキを飾りました。
「可愛いね。」
「これ本物?食べれるの。」
と入居者からもご好評なご意見を頂きました。

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ススキも活けて準備完了です。
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刺繡の月と折り紙のウサギ


お月見の準備をするのは、スタッフだけではありません。
入居者もご自身の趣味や特技を生かして事業所内を彩ってくださいました。
緻密にデザインされた刺繍の月とススキの作品は、思わず顔を近づけて細部まで見てしまいます。細かい色の変化が表現されていて一針ずつ丁寧に作業をされたのだと思います。

翌日には、撮影した満月の写真を飾って見せて下さった入居者も。「今年は、雲がなくて綺麗に見えた。」とお話しされました。

スタッフもお話を伺って、久しぶりに空を見上げました。季節に合わせた日本の風習は、大事にしていきたいですね。


【事業所長(施設長)より】
今年のお月見は奇跡的に夜だけ晴れるというお天気でした。
ブログのタイトルが、 夏目漱石の愛の告白なので、ブログ担当者のプライベートが気になる気もしますが、それはそれとして本当に綺麗な月夜でした。月は常に太陽の光を反射して我々を明るく照らしてくれます。私たちもご入居者本人や介護保険制度、市町村や長谷工グループを始めとする様々なサービスを受け止め、ご入居者に還元することで、弊社をお選びいただいた皆様のご生活を明るく希望溢れるものに照らそうと日々努力しております。
月の光は太陽の光程眩しすぎず、見つめることができるので、月の方が信用できる。以前にTVで見た言葉ですが、まさにその通りで、正論だけでは収まらない私生活を、如何に納得のいく形でお過ごしいただくか、ということは我々高齢者福祉に携わる者の永遠の課題であると考えます。