秋といえば、皆さんは何を思い浮かべますか。食欲の秋や読書の秋などの言葉は、この季節になるとよく耳にすると思います。
さて、ブランシエールケア都島では「芸術の秋」にちなんで、10月21日(日)より1週間の間、都島芸術鑑賞会を開催いたしました。
イベント委員会のケアスタッフが中心となり、ご入居者の方々が手作りされた多種多様な作品を展示し、他のご入居者や来館者に見て頂くこのイベント。
展示場所は、1階エントランスからエレベーター前までのロビーとなっており、来館の方も各フロアに上がられる前に、自由に鑑賞して頂きました。
期間中は、小さなフェルトの作品から、木彫りのお面、写経や俳句まで、様々な作品が展示され、普段落ち着いた雰囲気のロビーも、にぎやかな印象になりました。
今回は、沢山の作品の中から、いくつかをピックアップして、ご紹介させていただきます。
作品① キルトのタペストリー
20代の頃からキルティングの教室に通われて数々の作品を作ってこられたそうです。
この作品も一針一針、心を込めて作り上げた素敵なタペストリーです。
作品② 木彫りの能面 天狗
様々な作品が並ぶ中でも、一際目を引くこの作品。
とあるご入居者が木を彫るところから全て手作りで作成されたということで、なんとも迫力ある作品です。今回は、ご家族に持参して頂き、翁、天狗、若女の3点を展示させて頂きました。特に、朱色に塗られた天狗の面は、ご入居者のみならず、来館されたご家族様や往診に来られる医療関係者の方にも評判でした。
今回は、1週間の展示となりましたが、その間、ご入居者やご家族だけでなく、往診の医療機関の方や、訪問鍼灸の方、ボランティアさんなど、とても多くの方に作品を鑑賞して頂く事が出来ました。
作品も個性豊かで、ご入居者同士で会話が弾む様子も見ることができ、とても良いイベント週間となりました。