朝食前、「何か仕事ない?」とご入居者Мさんがおっしゃるので、テーブル消毒を依頼。
すると、「下請けがいるの、ふふっ」となにやら不敵な笑みを浮かべ、仕事を始めました。
なんのことかわからずしばらく様子を見ていると、別のご入居者Kさんのテーブルに近づくなりKさんに布巾を渡し、
自身はアルコールを噴射。布巾を渡されたKさんは、無言でテーブルを拭き始めたのです。
え、なに? この連携プレイ!
つまり、「下請けがいる」は、スタッフから“受注”した仕事を一部、Kさんに“業務委託”するという意味だったようです。
「自分だけが働くわけじゃない、手伝ってくれる人がいる」ということをユーモラスな表現で伝えてくれたMさん、
そして、いやな顔ひとつせず“下請け”を請け負ってくれたKさんに、感謝とリスペクトがいっぱいです。