リビングに飾ってある手作り作品「梅とウグイス」。
枝とウグイスこそスタッフが準備しましたが、
梅の花の型取りと切り取り、めしべ用の細かい紙の切り貼り、花びらとめしべの合体作業…
これらはご入居者たちの手によるものです。
細かい手作業が苦手そうなご入居者も、消しゴムハンコの押印で活躍したというからびっくり!
できる人/できない人、と、ざっくり分けて、できそうな人とだけ作るのではなく、
こうして作業を細かく分解すると、“全員参加”が可能になるんですね。
普段、皆と一緒に活動することの少ない、あるご入居者も、この完成品を見て、
すてきな俳句を作ってくださいました。飾りの写真、左下にご注目ください。
「梅の花 ちりゆくときは はる二月」
春本番前に散ってしまい、桜ほど注目されない梅の花。
そこはかとない切なさをまとった、美しい俳句ですね。梅の花への愛おしさが増しました。
文字も、俳句を作ったご入居者による直筆です。