「もう歳だから…動けなくて当たり前…どんどん動かなくなってきても、仕方ない・・・」
な〜んて思って、動かない体を諦めてそのままにしていませんか?
心まで重くなってはいませんか?
そんなことはありませんよ!と、声を大にしているハウスの介護予防体操担当者一同です。
「元気でいきいきとした暮らしを続け、介護や支援が必要になっても元気を取り戻したい」
という目的で始まった「介護予防体操」。
座位・立位を中心とした体操を、それぞれ毎月2回開催しており、参加者がどんどん増えてきています。
運動のやり方を伝えたりトレーニングを行うわけではなく、体操を通じて、楽しさを感じたり、みんなで一緒に笑ったり、コミュニケーションを取ることによって、体や気持ちの変化を伝えたい!という思いで行っています。
体を「鍛える」ことが目的ではなく、体操を通じて体の調子が良くなることを目的としています。
介護予防体操で大切なのは、無理なく楽しく参加し続けられる事と考えています。
今月の座位体操は「タオル体操」を行いました。
簡単な動きですが、普段の生活ではなかなか使うことのない筋肉をストレッチしていきます。
普段、車いすで生活されている方も、椅子に座り、しっかりとバランスを取りながら、ゆっくりじっくり、自身の体を感じながら動いていきます。
日常でいつでも出来る簡単な動きです。
参加者の中には「体操=運動」という意識から、苦手・面倒…等という気持ちが強く、初めはなかなか参加されませんでしたが、まずは見学だけ…から始まり、
「なんや、こんな簡単な事してたんか〜」と徐々に体を動かし始められ…
「見てたら簡単やけど、やってみたら意外と効くなぁ〜」と、今では毎月必ず参加されている方もいらっしゃいます。
気付けば、他のレクリエーションやイベントにも参加してくださっていたり!
勿論、気持ちの変化だけでなく、骨盤周りや背中の筋肉を動かして本来の姿勢を取り戻すことにより、身体が軽くなり、身体を動かすこと自体が楽しくなってきます。
すると、ますます体を動かして、ますます動くのが楽しくなり…という風に、だんだんと心も体も変化していきます。
介護予防体操を続けることにより「もう歳だから…動かなくて当たり前・・・」という諦めの心を払拭し、動ける身体を取り戻し、日々の生活をより豊かで楽しものにしていきましょう!
みなさまの生活を元気いっぱいサポートさせていただきます。
(From:介護予防担当者一同&ハウススタッフ)