こんにちは！

シニアハウス長居公園ノーリフティング推進メンバーより、活動のご紹介をさせていただきます♪

 

長谷工シニアグループでは、介護現場において「ノーリフティングケア」というものに取り組んでいます！

 

ノーリフティングポリシーとは・・・

 

介助時などに「押す・引く・ねじる・運ぶを、過度の負担が伴う状態で絶対に人力で行なわないこと」という、1998年オーストラリア看護連盟ビクトリア州支部より出された方針で、このノーリフティングポリシーを基本に取り組んでいます。

 

ご利用者の本来あるべき生活援助方法を検討、提案・実践・再検討し、ご入居者それぞれ体の状態に合わせた自立支援を促すことで、身体的・精神的な過度の負担を軽減して、正しい身体の使い方を学ぶことによりスタッフの身体への過度の負担も軽減すると共に、福祉用具の活用により双方の過度な負担を軽減させるものです。

 

シニアハウス長居公園では、一般社団法人全国ノーリフティング推進協会による研修を受けたスタッフが他のスタッフに伝達を行うことで、ハウス全体で取り組んでいます。

 

一例として、現在ハウス内で活用している福祉器具をご紹介します♪

     

こちらは、介護電動移乗リフト。

寝たきりのご入居者の移乗動作の際に使用します♪

ご入居者の体を機械でゆっくりと持ち上げることにより、今まで職員が抱えて車椅子などに移乗する時に生じていた、ご入居者の不安や緊張を軽減し、安全で快適な移乗を行えます＾＾

 

 

写真は、定期的に職員同士で練習を行っている様子です＾＾

 

この他にも、ご入居者の立ち上がりをサポートする立位補助機や、

 

車椅子の方を、少し力を入れるだけでベットなどにスムーズに移乗できる「スライディングボード」

寝た状態の方をベット上でスムーズに移動できる「スライディングシート」などと言った、様々な福祉器具を 個別に状態をしっかり把握し、ご本人・ケアマネ・看護師・介護職員・家族様などと検討した上で使用しています。

 

こういった福祉器具を使用するだけではなく、ご入居者への介助時に、体の負担を減らす動きや、力の入れる場所などを研修などで学んだり、正しい体の使い方である「ランジ姿勢」を、毎朝の朝礼で、実際に動いて確認しています。

 

腰痛予防体操なども行ない、ご入居にもスタッフにも優しい介護を目指し、これからも日々精進していきます。

 

From：ノーリフティング推進メンバー