株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

パロ通信〜俳句の達人のまき〜

暮らし

皆様こんにちは!

ここで一句。

「涼風や 路地裏の猫 大の字に」

こちらの句はライフ&シニアハウス日暮里の

シニアハウスご入居者A様が入居して

間もなくの頃に詠った作品です。

谷中を散歩中、商店街の階段の所に大の字で

寝そべっていた猫を見て、思わず口ずさんで

いたとの事。10年前の作品ですが、改めて

詠み始めると当時の記憶が蘇ってこられた様で

楽しそうに教えてくださいました。

ゆったりとした時間が流れる

素敵な俳句にスタッフも心動かされました。

 

俳句の定期購読誌にも掲載されていたA様の俳句。

「どくだみを たどりて根岸の 路地裏へ」

ハウス周辺を散歩する事がお好きだった為、

日暮里周辺の地名が俳句にもよく登場します。

 

「つゆ晴れ間 庭の赤かぶ 抜きにけり」

こちらは和紙に水彩絵の具で「赤かぶ」が

添えられた俳句作品です。

俳句はもともとご主人の趣味で、

付き合い初めている内に自分も俳句の世界に

魅了されたとの事。

俳句初心者のスタッフが俳句作りのコツを

お聞きすると「自分の気持ちが動いた時に

それを表せば良いのよ。うまい下手はないから」

と笑顔で答えてくださいました。

難しく考えていたので、勇気の出るお言葉でした。

次は俳句を作って添削してもらいたいと思います!

(from パロ)(from スタッフ)