6月7日
「ヨンディサビリティーズ」をお招きしてサマーライブを開催しました。 「ヨンディサビリティーズ」とは4人の障がい者という意味で、耳の不自由なサインダンサーが曲の内容を手話パフォーマンスとして表現し「耳だけでなく目でも聴ける新次元の音楽」をコンセプトにメンバーの想いオリジナルの楽曲にのせ、京都を中心に活動している4人組のバンドです。(ヨンディサビリティーズHPより参照) つながるきっかけは、ハウススタッフの親戚のおじちゃんでした。大分県別府市の障がい者就労支援施設で勤務していたことがご縁で、同じ法人の京都事業所にバンドメンバーが勤務している「ヨンディサビリティーズ」をご紹介して頂きました。 |
はじめて目にする“サインダンサー”の滑らかで豊かな表現力のある動きに、ご入居者の目はくぎ付けでした。 「上を向いて歩こう」など、ご入居者にとってなじみの深い楽曲の演奏もありましたが、ヨンディサビリティーズの最大の特長は、オリジナルの楽曲です。 |
「なぜ 障がい者と なぜ健常者のあいだに 壁があるように感じるのは このままずっと失くせないのか」 「なぜ」(作詞曲:Wander 編曲:ヨンディサビリティーズ)という楽曲の唄い出しです。現代社会の大きな課題ともいえるメッセージですが、豊かな表現力のサインダンス、そして透き通った歌声と奏でるメロディに乗せられたヨンディサビリティーズのパフォーマンスを通して、「ここから一歩踏み出そう」という前向きなきっかけを感じられる時間となりました。 |
そして「明日のために」(作詞:Taaka・Wander作曲:Wander編曲:ヨンディサビリティーズ)という楽曲では次のように結ばれています。 「障がいを特別に思う事ない 普通の悩みと同じ 自分の気持ちの持ち方ひとつで 違った形の明日が来る きっと明日を変える何かがある 自分にも出来る何かがある」 サインダンサーの動きに合わせて、ご会場が一体になりました(写真左)。 |
ハウスからつながった人の輪(和)。これからも大切にしていきたいと思います。 (From ハウススタッフ) |