ブランシエール京都醒ヶ井に長唄三味線の演奏家の杵屋禄丸(きねやろくまる)氏を
お招きして新春音楽鑑賞会を開催いたしました。
杵屋禄丸氏は普段、関西を中心に長唄三味線の演奏会や日本舞踊、歌舞伎などの伴奏で活躍されています。
長唄三味線の演奏は通常、短いものでも20分、長いものでは1時間、演奏をし続け
譜面はなく、全て頭に暗記して演奏するのだと教えていただきました。
まずは歌舞伎の滝流しの一部を演奏していただきました。
迫力の演奏にご入居者も息をのんで演奏に聴きいっていました。
「普段は三味線の演奏に合わせ歌を唄う、歌唄いがいるのでご入居者に歌唄いの役をお願いします!」
とのことで祇園小唄と黒田節の2曲を三味線の演奏でご入居者が歌唄いをされました。
ご入居者は「生の三味線の演奏に合わせて歌えるなんて貴重な経験やな」とたいへん喜ばれていました。
演奏の合間に質問も受け付けてくださり、三味線の楽器について詳しくお話してくださりました。
あまり触れる機会のない三味線に興味津々のご入居者でした。
最後は、力強い撥さばきで、大薩摩の演奏をしていただきました。
拍手喝采、大盛り上がりで演奏会は終了いたしました!
演奏後の禄丸氏を大勢のご入居者が囲み、思い思いの感想を述べられていました。
とても素敵な演奏と楽しいお時間を過ごさせていただき、
スタッフも大変感動いたしました。本当にありがとうございました。