株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

師匠!

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こんにちは。

ライフ&シニアハウス湘南辻堂では開設当初から続いていることがあります。それは、本物を飾ること! ご入居者はたくさんの本物を見て感じて、食べて、触ってこられた、とても色々なことを経験してきた良し悪しのわかる方々です。本物の一つの例としては、生花を飾ることです。

ハウスではクリスマスやお正月にはお花屋さんにアレンジメントを依頼し、玄関などを装飾します。普段は毎月3回生花を届けてもらい、スタッフが花器に活けています。

先日ご紹介した啓翁桜が満開になってきたため、その桜を玄関に飾っていたところ・・・

啓翁桜とコラボレーション

最初は桜の下に黄色いオンシジュームと大きなピンクのダリア、赤いアスターを活けました。そこへご入居者から、「このままでも素敵だけど黄色だけにした方が桜の花が映えるわよ!」と教えていただき、完成したのがこちらです。

いかがでしょうか。啓翁桜ですが静岡の河津桜のように下に菜の花色の絨毯のような黄色で一層華やかになりました。

 

大輪のダリア

そして、外したダリアは別の花器へこのように活け替えました。葉の部分もよくご覧ください。葉先をくるっと丸めて変化を出しています。この技(笑)もご入居者に教えていただきました。1枚目は見本で丸めるところを見せてくださり、もう1枚はやってごらんなさいと見ていてくださいます。

上手に出来ると「ほら素敵ね−♪」とまた褒めてくださいます。

 

 ご入居者の皆さんは花を入れ替えた日には必ず良く見ていてくださり、褒めてくださったり、ちょっと手直しをしてくださったり、お花の名前を思い出したりして話題にして楽しんでくださっています。

先ほど色々とご指導くださったご入居者はお花のお仕事をされていましたが、素人のスタッフにもたくさん褒めてくださり、色々な技や活け方も教えてくださいます。どのご入居者もいつもスタッフを暖かい目で見ていてくださり、様々なことを教えてくださり、スタッフにはたくさんの師匠がいて心強くありがたい気持ちでいっぱいです。

甘えて色々と教えていただいていますが、今後ともよろしくお願い申し上げます!

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