今回の臨床美術は、「修整輪郭画」にチャレンジしました。
輪郭を先に描くのではなく、周りから攻める形で、輪郭を作っていきます。
まずはスポンジで、ぽんぽんとスタンピングをして色を重ねていきます。
紙やすりに描くことで模様がまだらになり、本物のラ・フランスにぐっと近づきます。
そのあとに、パステルクレヨンで形を整えていきます。
そして最後に、白い色で周りから輪郭を整えて完成です。
緑系だけでなく、赤や茶色を使い表現される方や
「もっと丸くしないと」「これじゃリンゴになってしまうわね」と、目の前のラ・フランスに少しでも近づけようとされる方。
使う技法や、紙やすりに描くことで、作品がこんなにも違って見えることに驚きました。
そして、ラ・フランスを食べたことがないご入居者がいらっしゃったので、皆様で召し上がっていただきました。
「甘くておいしいわね」とにっこり。
味わったあとに描くと、また深みが出てくるとのこと。
臨床美術ならではの楽しみ方ですね♡