ご入居者のケアで今困っていること、悩んでいることを相談し、
作業療法士から、介護技術のコツやアドバイスをいただく講習会を月に1回実施しています。
今回はまず、実際にご入居者に対して、重い方の排泄介助時の体位変換の仕方について聞いてみました。
基本となるベッド上での体位変換の技術は実施していますが、
スタッフの身長によっては無理な姿勢での介助になることもあります。
★アドバイス
ベッドの高さを調整、さらにベッド柵を外しご入居者とスタッフの体が離れないように密着させること。
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二点目は、ベッドから車椅子へ平行移動する際に、車椅子のスペースによって移乗が無理な姿勢になってしまうこと対応策についてです。
★アドバイス
移乗しやすいようにスペースを確保する為に、ベッドの位置を確認します。
十分なスペースを空け、必要に応じてベッドに片膝をついて体を近づけて移乗します。
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三点目は、下肢筋力が低下し、立位保持が難しくなってきている方のトイレ介助です。
体の中心が後方になることでしっかり立つことが難しくなっています。
★アドバイス
立位をとる時に最も重要なことは、重心を真っ直ぐ=足底の中心にもってくること。
後方に重心がきている方には立位時、腰に手を当て少し促す形で前へ重心がいくように声を掛けていくと安定します。
作業療法士からは、『介護=リハビリ』であるとお話がありました。
講習会でいただいたアドバイアスを活かし、また他のスタッフとも共有して繋げていきたいと思います。