株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

星が丘の桜♡満開~臨床美術~

暮らし

3月に雪も降りなかなか桜が開花しない中、一足先に星が丘では桜満開となりました。
「桜びょうぶ」の制作です。

1hoshigaoka20250322

まずは好きな桜の様を思い出します。
どこに咲いている桜なのか、桜の花の色は何色か、桜の種類など。
空の模様もイメージしていきます。
先生より、「イメージすることが大事です」とお話がありました。

次に全体が柔らかな表現となるように、黒の絵の具を薄めてティッシュで引きずるように描いていき、重ねると色味が濃くなっていきます。
ドライヤーで乾かした後ははアルミ箔をクシャクシャにして凹凸を作ります。小さく雲形にして貼り付けていきます。
アルミ箔を棒状にし、黒の絵の具で木が下から上に向かって生えていくように幹を描いていきます。
木のゴツゴツした感じや筋、模様などが自然と表現できます。枝も生やし木が完成。
一本の太い桜の木や二本の桜を描く方もいらっしゃいました。

2hoshigaoka20250322
3hoshigaoka20250322

木が出来上がったら、いよいよ桜の花を咲かせます。
赤と白の絵の具を混ぜて、スポンジを使って叩くようにのせていきます。
スポンジの柔らかい面ではフワッとした桜に、ザラザラの面では点々とした桜が描けます。
桜の花も丸く描く方と全体的に咲かせる方と、だいぶ雰囲気が変わりました。
桜の花の色が違うだけで、淡い感じになったりはっきりと見えたりします。
仕上げは小筆で舞い散る花びらや木に苔や枝をなどを描き、紙の真ん中を折ると「桜びょうぶ」の完成です。

4hoshigaoka20250322
5hoshigaoka20250322
6hoshigaoka20250322
7hoshigaoka20250322

「どこに咲いている桜でしょうか」とお聞きすると、
庭の桜をイメージした、広い場所に咲いている桜など、咲いている場所の背景が見えてくるようでした。
遠くから見るとアルミ箔の雲がキラキラ光り桜を引き立ててくれます。
桜の開花が待ち遠しいですね。
桜満開でのお花見が今から楽しみです♪

8hoshigaoka20250322
9hoshigaoka20250322