ブランシエール神戸北野でお元気な方の暮らしをサポートしているサブリーダーの櫻井は「気づき」のプロでありたいと話します。
普段はお食事を完食されるご入居者。 その日はあまり召し上がられておらず、残されているメニューも嫌いなものではない様子。 お声がけしたところ入れ歯が合っていないことに気づき、歯科受診の手配と一時的におかゆにするなどメニューを変更しました。
食事量だけではなく食の好みも知っていたから変化に気づけました。 中にはあまりお話好きではないご入居者もいらっしゃいますが、それぞれに合った距離感でコミュニケーションをとるように心がけています。
また、ご入居者には安心を提供するだけではなく、ここでの思い出を増やすきっかけを一緒に作りたいとも考えています。 以前ご入居者と一緒にアルバムを見る機会があり、入居してからのホームの暮らしを楽しそうに話している姿に、新しい思い出を増やす場でもあるのだと気づきました。
ある年のお正月には、おせち料理だけではなく「千本引き」を企画。 当日はスタッフ厳選の紅茶や卓上加湿器、タワシなども用意し、当たりハズレに大盛り上がり。 意外と値段の張る市指定ごみ袋が人気で、当たったご入居者はまわりの方から羨ましがられ、終わった後も「あのときは楽しかったね!」と言ってもらえる人気イベントとなりました。
趣味のフルート演奏などでも、ご入居者を楽しませる櫻井ですが、今後はもっとご入居者の笑顔を増やしていきたいと話します。