グループホーム「ウェルミー上布田」ケアリーダーの田中は入社14年目。これまで、介護職だけではなく様々な経験を積んできました。以前勤めていた「ブランシエール友だち村」は伊豆の大自然に囲まれたお元気な方向けの住まい。生活のサポートだけではなくイベントの企画や、ご入居者とともに季節の野菜を育てることもありました。入居相談員として新規開設ホームの入居案内を担当していた時には、現場での経験を活かし、ホームでの暮らしの楽しさを、ご検討の方に伝えていました。
現在勤める上布田つどいの家は、認知症の方が共同生活を送り家庭に近い環境で症状をゆるやかにする住まいです。認知症を持つご入居者はその日の状況によって出来ることが変化しますが、日々家族のように寄り添い過ごすことで、その変化を見逃さず食事の準備や掃除・体操などその時出来ることを全力でサポートしています。「あなたは誰?」と尋ねていたご入居者が「あなたは田中さんね。いつもありがとう。休みはとれているの?」と覚えていただいただけでなく、身体のことまで気にかけてもらえたことがとても嬉しく、ご入居者の笑顔や感謝がやりがいにつながっていると話します。
ホームへのご入居時のから、それぞれのライフステージに合わせたサポートやケアまで、高齢期の暮らしに寄り添ってきた田中。今後はどの職種になっても活躍できるオールマイティな人材となって、「ゆくゆくは事業所長として活躍するのが夢」だと語っています。