「ご入居者のやりたいことやご家族がやってあげたいことを叶えられるよう、ホームの皆で何ができるか考えている」と話すのは、ブランシエール井草事業所長の菊池。人当たりがソフトで思いやりがあり、物事を冷静に判断する面もありスタッフからも信頼されています。
菊池は、ホームでの看取りの希望が多い「井草」で何度も最期の場面に立ち会っていますが、感染対策や面会制限のあるコロナ禍での看とりケアではとても悩んだそうです。最終的にはご家族の想いを最優先に考え、感染症対策をしっかりととった上で、ご家族にお部屋で寝泊まりしていただき、「本当にいい看とりでした。私も絶対井草に入居します」と冗談交じりの感謝の言葉をいただけました。
「ご家族からの感謝の言葉は、事業所スタッフ一人ひとりの努力を評価してくださった気がして嬉しいです」と菊池は話します。
介護スタッフとしても長年経験を積んだからこそ、ご入居者とご家族のやりたいことを諦めずに出来るよう、スタッフ皆と常に考えられる環境を整えています。
ご入居者だけではなく、スタッフへの気遣いや声掛けも積極的な菊池。今後はスタッフへのサポート体制を強化し、「介護のプロ」を育てるための仕組み作りをしていきたいと話します。