株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

健康に活きる為に

暮らし

介護現場で行われている高齢者向けのレクリエーション。

近年は「能動的に楽しむ」という目的から

アクティビティと呼ばれることが増え、

ライフ&シニアハウス所沢(以下ハウス)では

『アクト』と呼んでいます。

 

単なる娯楽や余暇ではなく、楽しみを通じて

生活の質(QOL)や日常生活動作(ADL)の

維持・向上に効果を期待しています。

今回はそんな「ハウスのアクト」を一部ご紹介し、

我々の考え方をお伝えできればと思っております。

【体操編】

体を動かすのは気持ちが

いいですよね。それは何歳になっても

同じご様子で、ハウスでも毎日の

『リハビリ体操』に欠かさず

参加されるご入居者が多いです。

NSの指導による生活に必要な

体の動きを取り入れた体操は、

無理のない「ちょうどよい運動」

として好評です。

真剣な表情( ー`дー´)キリッ‼

 

別の時間では密を防ぐひと工夫。

ハウスではアクトの内容を

増やす為に「健康王国」という

機器を以前から導入して

おりましたが、指導役を

テレビ画面にすることで

少しでもリスクを減らしながら

体操の時間を確保しております。

内容は100種類以上‼

 

【生活編】

皆様は何に季節を感じますか?

桜が咲いたら?雷を聞いたら?

松茸を食べたら?

猫がコタツで丸くなったら?

そんな当たり前をハウスの中でも

感じていただくことは「活きる」上で

重要と考えております。

「お月見しなきゃねぇ」

 

どこかに出かける「ハレの日」も

大切ですが、「普通の日」だって

満足してほしい!すきなものに

囲まれていることは心を穏やかに

してくれるはずです^口^

「猫ちゃんだぁ〜」

 

ここからがハウスの真骨頂。

我々は活き活きした時間を演出する為に、

皆様おひとりずつの「今まで」を大切にしています。

以前英語を教えられていたA様、ハウス内で英語を使われる

場面は今までありませんでした。

何としてもA様の英語を聞いてみたい!スタッフはA様に

「英語教えていただけませんか?」とお尋ねすると

「やりたい!」と笑顔で快諾!

善は急げと教材をご用意すると

そこにはスラスラと進める

A様の姿が!

その日以降、スタッフに向けて

「thank you」「good night」と

英語でご挨拶されることが増え、

笑顔をたくさん頂いております。

「I see.I see.」

 

ハウスにとってアクトは「心が豊かになる時間」です。

そのお手伝いを今後も続けてまいります。

 

                  from ハウススタッフ