株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

スタッフの想いの先に・・・

暮らし

 

ライフ&シニアハウス所沢のご入居者で、

貼り絵、塗り絵の腕前が

素晴しいFさん。

制作活動が大好きで、今までに

数々の作品を制作されてきました。

 

集中して取り組まれています

 

 

あっという間に仕上がりました!

  色使いも見事です!

 

そんなFさん、昨年の12月に骨折し入院されました。

入院中に肺炎をおこされ、食事摂取も難しくなりました。

退院時には、少しずつ食事が取れるようになって

おりましたが、スタッフの介助で召し上がる状態。

意欲は低下し、体は動かしづらくなり、大好きだった

制作活動に取り組むこともなくなっていました。

 

今回は「少しでも以前の生活に戻れたら・・・」

というスタッフの想いにより回復されていく

ご様子を紹介いたします。

 

1番最初に始めたのは、塗り絵です。

利き手が動かしづらくなってしまった為、反対の手を使用します。

塗りやすくなるよう紙をバインダーで固定し、絵柄も簡単なものを

お渡ししてみました。最初は首を横に振って

乗り気ではなかったFさんですが、スタッフの応援に

背中を押され挑戦!

「やってみたら、出来た!」という喜びから再び日課として

取り組まれるようになりました。

 

 

自信と意欲を取り戻し始めたFさん。

毎日行われている体操にも

お誘いし、積極的に参加されるように

なりました。

 

表情もイキイキとされてきました☆

 

続いてはお食事。

Fさんに合ったスプーンをご用意し、

スタッフと二人三脚で毎日少しずつ

食べる練習を行います。

1週間程で、介助は必要なくなり

ご自身で召し上がられるようになり、

少なかった食事量はぐんと増え

完食するほどに回復されました。

以前の生活を取り戻す為に

行ってきたことが、リハビリとなり

この頃には右手も動くように!

 

 

 

自分で食べれる喜びは

大きいですね♪スタッフも感動!

 

 

退院してもうすぐ1ヶ月。

塗り絵を行う手つきが

変わったのが一目瞭然です。

 

 

スタッフから新しい制作物の

提案があったようです。

スムーズにハサミを使い

円形の型をたくさん制作中。

何が出来るのか今から楽しみです(^^)

 

from ハウススタッフ