生活科学運営では、「GA活動」を推進し、 さまざまな業務の効率化を実施しています。 その、GA方式を使い出来上がった「介護理念」のお話をしたいと思います。 介護理念は、介護スタッフの「考える介護」の軸となって 現場でのサービス・質の向上に役立ち、迷った時も導いてくれるものです。 ※GA活動とは、自らが業務改善を目指して取り組む活動のことです。 |
なぜ、「介護理念」を決めたのか? 介護現場でケアのバラつきがあり、チームケアでの迷いが発生しました。 そこで、介護スタッフを2つのグループに分け、GA方式を使って 「ご入居者とのかかわりで、一番大切にしたい事」 自分たちが入居者のつもりで、「どういうケアを受けたいか」 「どう生きたいか」また、「したくない・やりたくないもの」 を付箋に書き出し、模造紙に貼っていきました。 |
それを見て、自分達が介護者の立場で、どのようにすればよいのか? すべきことをあげていきました。 個人で出したアイデアは、皆で話し合って文章化し、できあがったものを みんなで確認しました。 ケアのバラつきがみられていたのに、スタッフそれぞれの想い・考えを 形にすると、同じであった事に気付きました。 |
そして 介護スタッフ皆で創った 介護理念が2つできあがりました。 |
2つの理念ができて、6年が経過し7年目を迎えようとしています。 それだけの月日が経過しても、介護フロアの基本となり 介護に携わるうえで、大切なことを気付かせてくれます。 そして、「考える介護」に視点が向き、学びの多い仕事となり、 ご入居者へ質の高いケアを提供していくべく、 チームワーク・チームケアの強化に繋がるのだと思います。 これからも、介護理念を大切にしていきたいと思います。 Fromハウススタッフ |