株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

壊れた燕の巣

暮らし

皆様、こんにちは。
「ライフハウス 友だち村」 リビング相談員の石川です。

暖かくなり、毎年恒例の燕が友だち村に帰って来ました。
巣を出勤時に毎朝見ていました。
そんな中、5/26の朝いつものように巣を見ると崩れ落ち2羽がしがみついていました。
5~6羽確認していたのですが・・・。
同僚のスタッフに時間をもらい、急いで新しい巣を作りました。

20220602tomodati1
頑張って2羽はしがみついていました。
20220602tomodati2
まずは段ボールで形を作りました。
20220602tomodati3
次に崩れた巣の藁を使い木工用ボンドで貼り付けます。
時間との勝負なのでドライヤーを使いボンドを乾かします。
20220602tomodati4
セットしてなんとか完成です。
直ぐに壊れた巣から2羽を新居へ。
20220602tomodati5
残り数羽が見つからず諦めていました。
そんな時、送迎車が出発した後、3羽並んでいるのを発見。
車の下に隠れていたようです。潰されなくて良かった。
20220602tomodati6
初めて手にする燕の雛。
本当に可愛かったです。

5羽全ての雛を新居に引っ越しさせ一安心です。
と思ったのもつかの間、次の日新居が崩れ、また3羽落ちてしまいました。
直ぐに下から巣を支える台を作り柱や雨どいへ紐で縛り付けました。
もうこれ以上、崩れないで・・・という思いで。

20220602tomodati7
毎日、巣が大丈夫か気が気でなっかたです。
20220602tomodati10
親燕から餌をもらいすくすく成長しているようです。
20220602tomodati9

6/2朝、巣を見ると1羽も顔を出していません。
巣立ったことを確信し、巣を除くともぬけの殻。
5羽のはずが前日まで4羽しか確認できませんでしたが、きっと
恥ずかしがりで顔を出さなかったと思います。

動物は一生懸命生きていますね。
野生の生き物に人間が必要以上に近づいてはいけません。最低限の手助けだけです。

人・動物、そして花や木も生きています。
皆様もいろいろな命を大切にしてください。