株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

災害対策訓練でいざというときに備える

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災害対策訓練でいざというときに備える

 長谷地震や台風など自然災害の発生が多い日本では、災害への備えは必須です。昨年10月26日、神奈川県川崎市にある「ブランシエールケア溝の口」では、全ホームで導入されている非常設備「かまどスツール」「マンホールトイレ」の組み立て、発電機の試運転などの災害対策訓練を行いました。

 長谷工シニアウェルデザインでは大規模災害発生時には、長谷工グループからもスタッフが応援に駆けつける体制を整えています。状況に応じて「応急危険度判定士」の資格を持つ技術支援スタッフが建物の被災状況を調査・判定し、二次災害の予防にも努めます。今回は災害時を想定し、訓練を行いました。

マンホールトイレ。ライフラインが止まった時でも洋式便器が使えます。

かまどスツール。一見普通のベンチですが、災害時にはかまどに変身します。

非常設備を初めて組み立てるスタッフばかりでしたが、ご入居者の立ち会いのもと、説明書を見ながらも無事に完成。更に設備の取り扱いだけでなく、災害時の動線などの確認も行いました。「こうして経験しておけば、次からはスムーズにできそうです」と支援スタッフは話します。

 今後も定期的な災害対策訓練や災害備蓄品の確保を行い、災害発生時にもできるだけ普段通りの生活が守れるよう努めてまいります。

出典:2024年1月1日発行「間楽」3号