株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

「笑いヨガ」で笑顔の連鎖を地域に展開する

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「笑いヨガ」で笑顔の連鎖を地域に展開する

長谷工シニアウェルデザインでは、サービスコンセプト「いくつになっても”自分らしく”いられるため」の取り組みの一つとして「笑い」に着目し、心の健康に目指した「笑いヨガ」を導入しています。

埼玉県ふじみ野市にある「ブランシエール川越南七彩の街」では、2023年3月から月2回の「笑いヨガ」セッションをホーム内で実施しています。リード役である中野と吉田による工夫をこらしたセッションはご入居者にとても好評で、毎回たくさんの参加者が集まり、笑顔が溢れる時間になっています。

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「笑い」で地域をつなぐ、育むという新たな挑戦

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1年半のセッションを重ねてきた「笑いヨガ」ですが、2024年9月、10月限定で、「川越南七彩の街」に隣接する「鶴ヶ岡コミュニティセンター」を会場に、地域の方を対象としたセッションを実施しました。

きっかけは、事業所長 藤本からの、「ホームのサービスを更にステップアップさせるアイデアはないか」という投げかけだったと言います。そこで2人は、ホームのご入居者にも楽しんでいただいている「笑いヨガ」を地域に還元するイベントにできないかと考え、早速コミュニティセンターへ企画の提案と相談に向かいました。コミュニティセンターの館長さんにはとても興味深くお話を聞いていただき、まずは館長さんが笑いヨガの体験をすることに。実体験をした館長さんから、楽しい企画なのでコミュニティセンターの行事としてはどうかと、開催に向けてとてもありがたいご協力のお申し出をいただき、「笑いヨガ」の新たな挑戦が動き始めました。

コミュニティセンターの行事となったことで、ふじみ野市の広報誌での告知やポスター掲示など市内への告知活動、予約受付の窓口対応など準備の段階からとても心強いご協力をいただきました。

いよいよ第一回目の日。

40~80代と幅広い年代の参加者16名が集まり、30分の「笑いヨガ」を体験していただきました。冒頭に「笑いヨガ」の簡単な説明を行い、セッションが始まります。

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「ホッ!ホッ!ハ!ハ!ハ!」と掛け声と、笑顔が広がり、あっという間の30分。セッション終了後は、「自然と笑えて気持ちがスッキリした」「顔の筋肉が沢山動かせた」「普段一人でいると声を出すことがないけれど、気づいたら大きな声が出ていた」などのご感想をお聞かせいただきました。第二回目以降は人が人を呼び、毎回参加される方や新たに参加される方が増え、いつも賑やかな時間が流れています。中野と吉田は「これは地域性なのかもしれませんが、これまでのホーム内でのご入居者とのセッションとはまた一味違う盛り上がりに最初は驚きました。でも同時に、地域に受け入れていただけた安堵も感じ、新たな気づきや学びにもなりました」と話します。

今回の試みは10月で一旦終了です。

「笑いヨガ」を通して「川越南七彩の街」を知っていただく機会となり、一般開放をしている食堂にお食事を召し上がりに来られたお客様もいらっしゃいました。お住まいの地域にあるホームの存在やそこで働くスタッフを知っていただくことは、これからの日常において互いに協力し合える関係づくりにもつながったと考えています。

事業所長 藤本は、「私は1つの問いかけをしただけ。自分たちで何ができるのかと考え、アイデアを確実な形に作り上げ、地域との新たな関係づくりという成果は、二人の頑張りの賜物です」と話します。

多く参加者から「これで終わりにしないで」というご意見もいただいたこともあり、今後も地域と連携を検討していきます。

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