名古屋の中心街からバス1本。閑静な土地にあり、熱田神宮や宮の渡しなど名所からもほど近い「ブランシエール神宮南井田」。「親から受け継いだ土地を地元のために役立てたい」という地主さんの思いを受け、入居検討者や地域ボランティアなどたくさんの人が関わり誕生したホームです。そのシンボルは、ホームの入り口にある鳥居。地主さんが建てたもので、商売繁盛の神様が祀られています。

名古屋の中心部をゆったり流れる堀川に臨む立地

「神宮南井田」のシンボルになっている鳥居。商売繁盛の神様が祀られている
2003年開設の歴史あるホームではありますが、2023年にエントランスロビーや多目的室、図書コーナーなどを大規模リニューアルし、明るく落ち着いた空間に生まれ変わりました。「『神宮南井田』の特徴は、ご家族の来訪が多いこと。訪問頻度や滞在時間の長さは、もしかするとブランシエールで一番かもしれません」とリビングリーダーの宮里。居室でご家族との時間を過ごされたり、食堂で昼食や夕食を楽しまれるご家族も多いとか。都会の喧騒から少し離れたアットホームな住環境や、手厚い介護・看護の体制が整った安心感がそうさせるのかもしれません。

リニューアルしたエントランスロビー
もちろんご家族とのつながりだけでなく、ご入居者同士の交流の場も多く設けられ、コーラスや編み物など、さまざまなサークル活動があります。とりわけ盛り上がりを見せるのが「ゲームの会」です。以前は囲碁や百人一首などが行われていましたが、最近の流行は麻雀。「初めは気が進まなくても、やるとだんだん頭がスッキリしてきます。麻雀は1人ではできないので、仲間との時間がいい気分転換になっています」とご入居者は話します。
また地域に向けて食堂を開放する「神宮カフェ」も「神宮南井田」自慢の取り組みです。月に1回、専門家やスタッフによる出前トークや自宅でもできる体操などを実施。地域の方とご入居者の交流の場になっています。

多目的室で麻雀を楽しむご入居者の皆さん

広々とした食堂。「神宮カフェ」はここで開催

ゆったりとしたモデルルーム(自立型)
「ご本人の満足度を上げるだけでなく、ご本人の生活をつくる」それがホームのコンセプト。居心地の良い生活の場であり続けるため、「神宮南井田」の奮闘は続きます。

(左)リビングリーダー 宮里 まゆみ
(右)事業所長 川島 祐輔