皆さんこんにちは。事業所長の古澤です。
ようやく涼しくなって読書の秋。巷では本離れ、活字離れなどと言われる中、
10月27日から11月9日までは読書週間だそうで…、
「そういえばそんなのあったっけ?」って感じでしょうか?
本と言えば、私がブランシエール浦和に着任してすぐ「ああ、これはいいな」と目に留まったのがこのコーナーです。
ご入居者が自然に行き来するフロント前スペースに本があるのはとてもいいことだと思います。
日頃事務仕事をしていると
「すみません、これをお借りします」
と声がかかり、本を手にしているご入居者がいらっしゃいます。
常連はAさん、Cさん、Tさん、Wさんあたりかな。
書名とNo.をノートに記入して「はいどうぞ」と貸し出ししながら
「この方はこういう本がお好きなのか。どんなとろこに興味をお持ちなのかなぁ。」
と想像がふくらみます。
つい先日はこのコーナーに座っていたご入居者同士の会話から
「ぶあいそう…」という言葉がチラッと聞こえたので思わずツツツーっと事務所を出て行って
「あの、ぶあいそうってもしかして白洲正子さんの武相荘のことですか」と割り込むと
「そうよ、よく知ってるわね!ホラこれ、私ここに一度いってみたいんだけどねぇ」
「町田の鶴川ですよね。実は私、昔その近くに住んでたんですよ」
なんて具合に本を見ながら普段あまりお喋りする機会のなかったAさんと思いがけずお話が弾むことに。
心地いい空間、心地いい時間、心地いい仲間
なあんだ、すぐ近くにあったじゃないですか。
ブランシエール浦和
事業所長 古澤隆生