株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

マスク生活でみえたこと

暮らし

新しい事業所で働きはじめ4ヵ月。
異動したての頃は、毎朝ドキドキしていました。
ご入居者が私の名前を呼んで話しかけてくださるのがうれしい反面、
ご入居者の名前が出てこない…
今まで何度か異動は経験していますが、
こんなにお名前とお顔が一致するのに時間がかかったのははじめて。

 

1urawa20126
2urawa20126.JPG

何故って…皆様も日々使っているマスクです。
目元だけではどなたか分かりづらく苦労しました。
今では名前はさておき、まず会話をすればいいと思えますが、
あのときは、名前がわからないことから話すことさえ緊張と不安でした。
入居されて間もない方々や、
年齢につれ記憶が低下した時の気持ちは
このような感じなのかなと感じました。
食事の時間や居室への訪室のときが、ご入居者の表情が見える機会。
それもあり、覚えられてきたことを実感したときは安堵しました。


見えていたところが見えなくなる=マスク は覚えやすいですが、
まったくないところから知ろうとすることは難しいですね。

ご入居者の方々に寄り添いながら、
感染症が落ち着き、
皆様の笑顔が見られる日々が待ち遠しいです。