ウェルデザイナー
インタビュー
湯澤 康一
関東営業一部 営業二課 課長
心を込めて接すれば、
年齢を越えて気持ちは伝わる
当社の魅力は人に恵まれているということ
現在所属している部署とお仕事の紹介をお願いします。
関東営業部の入居相談員として、ブランシエール蔵前の販売を担当しています。見学にいらっしゃったお客様のご案内から、ご入居に至るまでの全面的なサポートを行っております。
住み慣れた我が家を離れ、新たな生活を始める決断をするまでには、多くのご心配やご不安があって当然です。
そういったお客様の不安に寄り添い、一緒に考えて、ご入居されてからの生活が楽しみになるような、長谷工シニアウェルデザインの魅力を伝えていくことも入居相談員としての大事な役割だと思います。入居契約からお引っ越し、お荷物の処分、ご入居の際の家具購入等の相談も受け付け対応しております。お客様が安心してご入居いただくまで、一貫してお手伝いさせていただいております。
長谷工シニアウェルデザインへ入社を決めたきっかけを教えてください。
高校生の頃、父から「これからの時代は介護業界に目を向けた方が良い」と助言された事が印象に残っていました。父の助言の影響もあり、進学した大学は福祉系ではありませんでしたが、自主的に福祉関係の授業を受けていました。
また、在学中に接客のアルバイトやボランティア活動を通してご高齢者の方と接する機会を多く持っていました。親身に接することで皆さんが私の顔や名前を覚えてくださり、仲良くしてくださって、それがとても嬉しかったです。心を込めて接すれば、年齢を越えて気持ちは伝わるのだと感動しました。
そうした経験からご高齢者の皆さんや地域社会に貢献したいという思いが強まり、介護業界を目指すようになりました。
長谷工シニアウェルデザインに決めた理由は、会社説明会でこれからは若い世代が活躍する時代、会社の方針として若い世代の意見も取り入れていくといった話を聞き、懐の広さを感じたからです。実際に入社してみると、居心地の良い雰囲気で若手ベテラン関係なく全員が活躍していました。入社してから20年経ちますが、その雰囲気はずっと変わりなく、とにかく周りの人に恵まれていると常々感じることができています。
長谷工シニアウェルデザインの魅力について教えてください。
やはり人に恵まれているということに尽きます。これは同僚だけではなく、ご入居者も含めてです。
私たちの仕事はご入居者の暮らしを支えていくことです。
生活をサポートしていく過程でご入居者のこれまでの人生から学んだ経験や生活に関わる知識など、仕事以外の人生観についても学ぶことが出来ます。これは本当にこの仕事だからこそ可能なことだと思います。
私は入社してから8年間は介護の現場に勤めていました。
ある時、就寝前に不安を感じられているご入居者から頼まれて、眠りにつくまで手を握っていたことがあります。その後、「手を握ってくれたおかげで安心して眠れた」と笑顔でお礼を言ってくださって、自分の対応がご入居者の安心に繋がっているのだと、こういったことをストレートに感じることが出来るのも魅力だと思います。
営業に異動してからはご入居者との関わり方は変わりましたが、現在はご入居者のご家族から「この施設に入って良かった」と言っていただけることが何より嬉しいです。部署を異動しても、人生の大先輩のサポートをして安心に繋げることが出来るという喜びは、入社してから変わっておりません。
こんな温かなやり取りが出来るのも、当社で働いていたからこそだと思っています。
自分が高齢者になった時に「この施設に入りたい!」と思えるような仕事ができているのか、という視点を大切に
部下へのフォローで心掛けていることを教えてください。
「自分だったらどうするか」を念頭に置いて話すことを心掛けています。お客様への提案は言うまでもなく、部下への指示だとしても、自分の発言に責任を持つ必要があります。
現在は4人のチームで密接に連携しながら動いておりますので、決断や指示を求められる場面はとても多く、まず自分ならどうするか、無茶なことは言っていないかを必ず考えています。営業は曖昧にせずに明確な回答が求められる職種ゆえに、より強く意識しています。
また、指示を出したら部下が動いてくれることを当たり前と思わずに、指示をこなしてくれたら一呼吸置いてありがとうと必ず伝えることも心掛けています。
お仕事で大切にしていることを教えてください。
私自身が高齢者になった時に「この施設に入りたい!」と思えるような提案が出来ているか?という視点を大切にしています。ご入居されるという決断は、お客様にとって人生最後の大きな買い物となります。
売り上げの数字も重要ですが、数字の向こうに人の人生があるということを絶対に忘れないようにしております。買わせるのではなく、しっかりと納得した上でお客様に決断していただくことが営業のやりがいであり、忘れてはいけないことです。私の仕事によって長谷工シニアウェルデザインのブランドが世の中に更に広がることを目指して、プライドを持って働いています。
業務の質を維持するために工夫していることはありますか。
様々な知識を身に付け、興味を持つことが業務の質の維持に繋がると考えています。
例えば、私は絵画に詳しいわけではありませんが、休日に美術館に行く事もあります。お客様は多種多様な業界で、何かしらのプロフェッショナルであったり、先駆者であった方々です。多趣味な方も多く、様々なことをインプットすることで、会話も弾みます。
質を上げるという点では、宅建や社会福祉士の資格の取得にはチャレンジしたいです。
ご入居者からご自宅の維持管理についてのご相談を受けることもあり、資格取得を通して専門知識をつけることで、アドバイスさせていただく幅がより広がると考えています。
休日の過ごし方について教えてください。
休日は基本的に家族と過ごします。子供と公園に出かけたり、ミニバスケットボールを習う息子の試合を見に行くこともあります。
子供たちには色々な経験をさせてあげたいので、バスケや野球の観戦や旅行に行くことも多いです。
社会人としても、人としても成長が出来る
学生の皆さんへメッセージをお願いします。
当社には様々な職種があり、興味のあることにはチャレンジさせてくれる会社です。出身学部は気にする必要はないと思います。
人事制度や福利厚生も充実していて、特にお休みが取りやすい環境です。家族が増えた際には、男性女性を問わずに育休を取得することもできます。私も子供が産まれた時には育休をいただきました。
ライフスタイルの変化が起きた時にもキャリアを諦める必要がない会社です。
保養所も多く、私も一度両親を連れて行ったりしました。挙げればきりがないほど安心して働ける環境やベネフィットが多いです。
そしてなにより、社会人としてだけではなく、人としても成長出来る会社だと思っています。働きながら自然と仕事以外の様々な知識が身につくことが、この仕事の大きな特徴です。ご入居者は様々な経験をされて来た立派な方ばかりですから、日々の会話も人生の勉強になりますよ。